古いからって諦めないで、ビンテージマンションが今人気の訳

マンションの売却

一般論としては、古くなればなるほど価値が失われることが普通ですから、築年数が経過したマンションの売却は困難になるのではないかと考えてしまいがちです。
しかし古いマンションは「ビンテージマンション」として扱われ、反対に高い希少性を持つこともありますから、古いからという理由だけで高値での売却を諦めることはありません。
ビンテージマンションがなぜ人気なのか、その訳に迫りましょう。

古いからって諦めないで、ビンテージマンションが今人気の訳

遊び心を感じられるデザインの物件が多い

先端を行くマンション同士をデザインで比較してみても、どこも同じに見えるということはありませんか?一方のビンテージマンションは現代で個性を放っています。
ビンテージマンション自体は建設当時の流行を取り入れたデザインで設計されていますが、当時ライバルだったマンションは既に多くが取り壊されてしまいました。
結果として数十年前の面影を残したマンションは希少性を持つこととなり、独特の雰囲気を持つ物件として注目される機会が増えてきています

1970年代までの自動車に憧れを抱く人や、戦後間もなくの音楽を好む人が多いのと同じように、昔の生活に魅力を感じてビンテージマンションに興味を持つ方も少なくありません。
レトロな雰囲気は今から狙って作り出せるものではなく、ビンテージマンションならではの魅力として認知され、本物を求める方から圧倒的な支持を得ているのです。
人によっては古臭く感じてしまうような見た目だとしても、それを遊び心として捉える人は確かにおり、そういった存在がビンテージマンションの価値を高めています。

都心など一等地に残るマンションが多い

ビンテージマンションは、青山や六本木といった一等地に現存していることも多く、そのような優れた立地が資産価値の維持に繋がっています
一等地の土地は限られていますし、新しい住宅を建築することが難しいという独特な事情を持っているため、既に存在する物件の価値は自ずと上昇するのです。
最新鋭のタワーマンション等と比較して、立地で優れている上に割安という事情が重なり、これもビンテージマンションが価値を持つ要因の一つと言えるでしょう。

一方で郊外にあるビンテージマンションだとしても、販売当時の価格から大幅に価値を落とすことなく、頻繁に売買されている物件は存在しています
都市そのものに魅力があり、現在も住宅として十分に機能するだけの設備が備えられていれば、古い物件だとしても高値で売却するチャンスは十分に残されているのです。

また、近年ではSOHOとしてビンテージマンションを利用する方も増えてきました
時代の変化によって新たな需要が生まれ、住宅以外で利用したいという層からもビンテージマンションが支持され始めています。

高値で売買されているビンテージマンションの特徴は?

高値で売買されやすいビンテージマンションの特徴は、既にお伝えした二つの項目をクリアしている物件ということになりますが、それ以外にもいくつかの項目があります。
例えばマンションとしての価値を維持するための管理がしっかりと行われているか、そうでないかという点は、売却価格を左右する大きなポイントです。

いくら立地や間取りが良かったとしても、あまりにも汚らしく、今にも崩れてしまいそうな物件をすすんで買う人物が現れるはずがありません。
必要なタイミングで大規模修繕が行われ、丁寧な塗装が施された物件のほうが高く売れやすいということは想像に難しくないはずです。

セキュリティという面でも、どうしてもビンテージマンションは最新鋭のマンションに劣ってしまいますから、有人管理の有無も物件の価値に強い影響を及ぼします。
管理人が常駐し、防犯対策を進めていたり、共有部分の草木の管理を十分に行えていたりする物件は、ビンテージマンションの中でも特に高く評価されます。
これらの要素が「ビンテージマンション」なのか「単なる古いマンション」なのかを分ける決定的な項目となり、ポイントを多く見たす物件ほど価値が付きやすくなっているのです。

ビンテージマンションではリノベーションも重要な意味を持つ

マンションは外観も重要ですが、やはり住宅である以上、室内の構造や設備は重要なポイントとなってしまいます。
いくら外観を気に入ってもらえたとしても、内覧の結果、購入の希望を取り下げられてしまうということも珍しくはありません。
そこで重要な意味を持つのがリノベーションであり、事前に工事を行うことで売却価格を引き上げられる可能性が出てきます。

ビンテージマンションにおいて特に脆弱になりがちなのは水回りですから、お風呂やトイレなどを新しくするだけでも価値を高めることは可能です。
また、当時の雰囲気を大幅に刷新する必要こそありませんが、壁紙などは新しく変えて清潔感を生み出すことも価値向上のためにおすすめします。

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不動産を売却する際、知っておかないと損をする知識って結構あります。 不動産会社のスタッフならば知っていてあたりまえでも、それをすべて顧客に説明できる不動産会社は稀です。出来るだけ自力で情報を集め、より良い条件で売却できるように「家ってYEAH!」では不動産売却初心者でもわかりやすい売却の豆知識を紹介していきます。

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