古くなった一戸建てには価値が無いって本当?古い物件を売却するためのコツとは? | 家ってYEAH!
   

古くなった一戸建てには価値が無いって本当?古い物件を売却するためのコツとは?

不動産は古くなればなるほど人気が下がり、売却価格を妥協しなければならないことが普通です。
特に一戸建ての場合、古くなると建物そのものに全く価値が付かなくなるという話は本当なのでしょうか?
この記事では一戸建ての価値が簡単に下がってしまう理由に触れ、少しでも高く古くなった一戸建てを売却するためのコツをお伝えしていきます。

古くなった一戸建てには価値が無いって本当?古い物件を売却するためのコツとは?

古い一戸建てには価値が無いと言われてしまう理由


築数十年が経過した物件は、まだきれいな見た目を保っているにも関わらず価値が無いと言われてしまうことがありますが、この理由は法定耐用年数にあります。
木造住宅の耐用年数は22年と定められており、耐用年数に近付けば近付くほど建物の価値は下がり、22年に到達した瞬間に法律上は「資産価値なし」と見なされてしまうのです。
耐用年数をオーバーした物件には融資も付きにくく、購入希望者にとって条件が悪くなるため、必然的に敬遠されやすい物件になってしまいます。

一方で売り主の立場としては、高いお金と長い時間をかけて設計・建築した建物ですし、これまでずっと住んできた思い入れの深い物件でもあります。
まだ十分に住める物件であるにも関わらず資産価値がないと見なされてしまうことにショックを受けるのは当然と言えますが、残念ながら現実として受け止めなければなりません。
原則として、法律上の理由により、耐用年数を超過した物件は、土地の価格に建物の価値を上乗せすることが難しいという点を正しく理解しておきましょう。

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古い建物でも、付加価値を付けられる物件はある


例え耐用年数を超過していたとしても、物件によっては建物に一定の価値を上乗せできる可能性が残されています。
最初の基準として参考にすべきなのは、新耐震基準が導入された1981年以降に建てられた戸建て住宅であるか否かという点です。

1981年の建築基準法改定では、主に耐震基準に関する決まりが大幅に変更されました。
それまでの建物が震度5に対応できれば良かったことに対し、改定後は震度6~7に耐えられる建築でなければならないと定められたのです。
したがって1981年以降に建てられた戸建て住宅は、耐震性能を備えた安全な物件として捉えられるため、一定の需要を見込むことができます。

次に立地の良さも重要であり、都心から近い物件や、最寄り駅まで徒歩で通える物件の場合には、土地そのものだけではなく建物にも価値が付く可能性があります。
駅までの距離が遠くても、近隣に大きなショッピングセンターがあったり、コンビニなどが充実していたりする場合にも、高く評価する人物や業者が現れるかもしれません。
近年になって再開発が進められ、近隣駅のターミナル化が進んだというケースや、すぐ近くに商店が増えたというケースも売却のチャンスと考えられます。

内装や外装が美しく、築年数を感じさせないコンディションを維持している物件も、購入希望者にポジティブな印象を与えられます。
「もったいない」という言葉が日本から世界に向けて発信されたことからも分かるように、日本人は昔からの伝統を重んじ、物を大切にする文化を大切にする民族です。
見学に訪れた人がお得に感じられるような見た目を維持できていれば自ずと興味を示す人は現れますから、不動産業者と相談の上、リフォームや外壁塗装を行っても良いでしょう。

「家屋付きの土地」として売り出す手段も有効


建物としての価値を持たない物件であれば、逆転の発想を用いた表現を使い、物件を探している人がリーズナブルに感じるような売り方に切り替えましょう。
あくまでも土地をメインとして考え、建物はオマケとして扱い、「家屋付きの土地」として売却を進めるのです。

建物を撤去して更地にした状態で販売するとなると、撤去にかかる費用は全て売り主の負担になりますから、状況次第では数百万円単位の出費を見込まなければなりません。
しかし土地に建物を付けるという発想で販売を行えば、例え建物に全く金銭的な評価が付かなかったとしても、撤去費用は支払わずに済む計算になります。

思ったように物件の売買を進められなかったとしても、焦って更地の状態に戻して土地を売り出す前に、この方法で買い主が見つかるか試してみる価値はあるでしょう。
備考として「更地での受け渡しも可能」であると示しておけばより購入希望者を探しやすくなりますし、撤去費用の折半を提案するなど、更なる交渉の余地も残されています。

不動産業者選びにも時間をかける


不動産業者はそれぞれ特徴と強みが異なっており、戸建てに強い業者からマンションに強い業者、投資用物件に強い業者までタイプが様々です。
当然ながら古い物件を販売した実績を多数持っている業者も存在していますから、経験が豊富でノウハウに長けた業者を選ぶことも重要なポイントになります。

特に地方都市で古い戸建て住宅を売却したいということであれば、首都圏にネットワークを持つ業者よりも、地元で繋がりを持つ業者を選んだほうが買い主を見つけやすくなります。
古い物件の売買に適性を持った業者を探す際には、複数の業者に見積りを依頼することが基本で、一括査定サイトを活用することもおすすめです。

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